iPhone 6 Plusを使って4年。
そろそろ機種変更が必要な時期と感じています。
では、機種変更するならどれが良いのか?
(iPhone 6 Plusからなら、どの機種も使いやすくなっていると思いますけど)
この記事では、iphone6Plusから機種変するために、iphone8・iphone XS・iphone XS MAX・iphone XRと機能・サイズ・価格を比較し、考察したことをご紹介しています。
iphone8・X・Xs・XRを比較
iphone比較表(8・X・Xs・XR)
4年前のiphoneと比較するすれば、どの機種を選んでも使い勝手が良くなっているであろうことは、私にも想像がつきますが・・・。
表にまとめて、より明確に機能の違いを比較してみます。
CPU(コア数・クロック周波数)
コア数は、一言で言うと、処理能力が関係してる部分。
コア数で見ると、iphone6 Plusは2コア。
iphone8・8 Plus・XS・XS MAX・XRでは、2コア+4コア。
コア数が多いだけ処理能力が高いと考えると、iphone8・8 Plus・XS・XS MAX・XRが高性能であることはわかります。
(iphone6 Plusと比較すれば、iphone7・7 Plusも十分な高性能ですが)
では、iphone8・8 Plus・XS・XS MAX・XRはすべて一緒?というとそういうワケではないようです。
A12についてアップルは以下のように発表しています。
- 高性能コア:A11よりも1.15倍の高速
- 高効率コア:A11 よりも50%電気消費量が低い
クロック周波数を見ても、処理機能が上がっていることがわかります。
- A11:2.4GHz
- A12:2.49GHz
GPUについて
GPUは、画像処理機能。
ゲームや映像の美しさ、動きの滑らかさに関係しています。
コア数については、A11からアップル独自のGPUが搭載されているため、iPhone 6 Plusと比較できないため表では未表記。
ただ、アップの発表では、以下のように発表しています。
- A10:A8よりも3倍高速
- A11:A10よりも1.3倍高速
- A12:A11よりも1.5倍高速
この計算では、A8搭載のiphone6 PlusとA12のiphoneでは、速度がおよそ6倍の違いがあると考えられます。
ニューラルエンジンについて
ニューラルエンジンは、機械学習に関係する機能。
画像認識(顔認識)や声認識などの処理に関わっています。
A11(iphone 8・8 Plus・X)から搭載されているため、iPhone 6 Plusにはありません。
A12(iphone XS・XS MAX・XR)にも搭載されてますが、1コアから8コアに増えてA11よりも処理速度が早くなっています。
- A11チップ…毎秒6000億回
- A12チップ…毎秒5兆回
メモリ(RAM)
メモリ(RAM)は、一度にできる作業に関係する部分。
「机の広さ」「作業スペース」などに例えられています。
- iPhone 8:2GB
- iPhone 8 Plus・X・XR:3GB
- iPhone Xs・Xs MAX:4GB
ちなみに、私が使っているiPhone 6 Plusは1GB。少なすぎる。
iPhoneの大きさ・重さを比較
各iPhoneのサイズ・重さを比較しています。
最も本体サイズ・画面が小さく重量が軽いのは、iPhone 8。
そして、最も本体サイズ・画面が大きく重量が重いものはiPhone Xs MAXになります。
年々機能が向上し、最近の傾向として大画面サイズのものが多いので、サイズが大きく重量も重くなるのも仕方ないかもしれません。
iPhone 6 Plusを長年使っていた私から見ると…、
画面が大きくなりながらも本体サイズは小さくなり、重さもほとんど変わらないiPhone X・Xsは魅力的。
iPhone XRは、厚さが増して重量は重くなっているけど、画面が大きく本体サイズも小さくなっているので、これも捨てがたいですね。
ディスプレイの性能を比較
画面サイズと合わせてディスプレイを比較。
iPhone X・Xs・Xs MAXでは有機ELディスプレイが使われていて、液晶ディスプレイに比べてより鮮明な画質に。
iPhone XRでは、最新機種(2018年発売)でありながら、液晶ディスプレイが採用されていて、iPhone 8と同等の性能になっています。
個人的には、今使っているiPhone 6 Plusよりもピクセル密度が低いことが気になるところ。
iPhoneでより鮮明な動画を見たい人は、iPhone X・Xs・Xs MAXが良いかもしれません。
その他の機能
Touch IDとFace ID
iPhone 5sからiPhone 8までは、Touch ID(指紋認証)が採用されていました。
しかし、iPhone X以降(Xs・Xs MAX・XR)はFace ID(顔認証)になりました。
Touch IDとFace IDどちらも利用できる機種はありません。
ワイヤレス充電
iPhone 8以降の機種では、ワイヤレス充電に対応しています。
私個人、ワイヤレス充電に対応していない機種で不便に感じたことがないのですが・・・。
端子を傷めないメリットもあるので、ワイヤレス充電に対応していて損することはないと感じます。
高速充電
iPhone 8以降では、高速充電に対応しています。
Appleによると、30分間で最大50%充電が可能になっているようです。
今回検討している機種はどれも高速充電に対応しているので安心。
耐水機能
iPhone 7以降では耐水機能がついています。
ただし、その性能には違いがあります。
- iPhone 8・8 Plus・XR:最大水深1メートルで最大30分間
- iPhone X・Xs・Xs MAX:最大水深2メートルで最大30分間
iPhone X・Xs・Xs MAXは、耐水性がより高くなっています。
ただし、Apple公式サイトでは、以下のように説明してるので注意が必要です。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。
出典:https://support.apple.com/ja-jp/HT207043
・iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
・iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
・iPhone をサウナやスチームルームで使う
・iPhone を意図的に水没させる
・推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
・iPhone を落とすなど、衝撃を与える
・iPhone を分解する (ネジを外すなど)出典:https://support.apple.com/ja-jp/HT207043
FeliCa(フェリカ)
iPhone 7以降の機種に搭載されている機能。
Apple Pay経由でタッチで電子マネー・クレジットカードが利用できるもの。
iPhone 7以降の機種をすでに利用している人は、「当然!」と思うかもしれませんが、
iPhone 6 Plusから機種変更する私にとってはありがたい。
SIMカード
iPhone Xまでの機種では、nano-SIMのみでした。
iPhone Xs・Xs MAX・XRでは、nano-SIMとeSIMのデュアルSIM。
eSIMは、現在一般的に使われている差込型のSIMカードとは違い、内部に埋め込まれているもの。
カードを差し替える必要がなく、データを書き換えるだけで良いメリットがあります。
が、2018年現在の日本では普及していないので、利便性に大きな変化は感じることは少ないようです。
今後eSIMが普及すれば、iPhone Xs・Xs MAX・XRがより性能が高い機種と実感できるかもしれません。
価格を比較(Apple・ドコモ・ソフトバンク・au)
2018年10月現在の各社のiPhone価格(税込)をまとめました。
正規販売店で購入できる機種では、iPhone X・Xs・Xs MAXが高価格となっています。
iPhone Xs・Xs MAXが最も安い64GBの機種でも12万円以上。
iPhone Xs MAX512GBでは、およそ18万円となっています。
iPhone Xの発売が決まった当時、その高価格が話題になりましたが、iPhone Xs・Xs MAXは更にそれを上回る価格。
価格を抑えて機種変更したい人なら、iPhone 8・8 Plus。また、最新機種のiPhone XRも比較的低価格になっています。
ただし、キャリア3社では、iPhoneの機種変更すると割引プランがあります。
そのため、プランの組み方によっては、最大半額で購入できる場合もあります。
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